最後に、就活を振り返って感じたことを話してもらいます!
頭の良し悪しじゃない

就活…振り返ってみると…あぁ、でも楽しかった面も多いですよね。その…自分こういう人間ですけどどうっすか?って聞いて、それでダイレクトに合否が決まるじゃないっすか。なんかそれで…なんか、自分の人間性を評価してもらって、それで内定を頂けて、働いて下さいって言われるのは、ほんとにうれしい事だと思いますよ。

嬉しいね。

そのまぁ、考えれば、転職しないんだったら65歳の定年まではその会社で働いて良いよって言ってくれてるわけじゃないですか。そんな嬉しいことないですよ。

認められた感がね。

まぁほんとに、そうっすね…その、まぁその一介の学生でなんにも人生経験してないけども、その最終面接で経営者たちとか、長年その仕事で歩んできた方が、お前を採りたいって言ってくれるのは、ほんとに、嬉しいです。
まぁだから今考えると、そういう人達と話し合える、自分のことを、いろいろ喋って、それでフィードバックもらえて、それで話し合って、欲しい、内定もらえるってのは、いい経験だったと思います。

一人の人間として認められた感。

すごいあった。

そうそうそう、頭の良し悪しじゃないから。
…聞くけどさ、その面接でさ、意識してた事って?

面接で意識?

面接で意識かぁー。

いや、俺が一番意識してたのは、入りたいって熱意を伝えるってことで。やっぱ、どんだけ頭良くても、入りたいって意志が見えなかったら企業とらないと思うし、ほんとにその企業に憧れて入りたいっていってくれる人を、だったら企業も欲しいと思うんだよね。俺は、面接官はそういった熱意を見てると思ってて。

それはほんとそうだね。

だから志望動機とか聞かれなくても、勝手に語り始める奴ってのが、まぁいいと思うんだよね。まぁ志望動機聞かれないこととかもあるじゃん?で、そのままさぁっと流れていくような人達ってのは、人事の方にも、印象には残んないよね。

俺は本音だな、本音でしゃべることだな、俺は。意識してたのは。なんか、作って入っても疲れるでしょ。会社に入ってから。だから、とりあえず素の自分をだして、いらなければそれまでだくらいで、やってましたけど。

僕も2つ結構面接では意識してて、1つは全然うそはつかない、盛りもしないし嘘もつかないっていうのと、もう一つはその会社に自分がどう貢献できるかっていうのを、すごい意識してた。面接通して、この会社に自分必要ないなって思ったら、辞退をしてましたし、一方で自分がこの会社入ったらこんなことしてあげれるとか、そういう気持ちになったら、その選考に進んでったりとか、っていうのはありましたね。
本気で自分と向き合う

僕は、キャリア、人生っていうスパンで考えたときに、就活は、「生きる意味を創造させてくれるもの」かなと思ってます、と。その、生きる意味をずっと見つけようとしてたんですけど、結構、暗い時期があって。

どんだけネガティブなんだよ!

考える考える!

そう思った時に、見つけるのを、見つけるってなんか違うなって。見つけるっていうのは元からあるってことじゃないっすか。じゃなくて、その今自分が生活したりとか生きていく、道の中で、自分が創造していくものだって、思った時に、それを考えさせてくれるきっかけ、を与えてくれた。
初めてこう、本気で自分と向き合うというか、のが、就活だなって思って、そういう「生きる意味を創造させてくれるきっかけ」を与えてくれたのかな、みたいなことで。

なるほど。

僕はですね、就活は、婚活ですよ。

おー、最後まで、最後まで行こう。

だから、今まで学生時代って、いろんな選択肢があるじゃないですか。今まではパイロットになることもできたし、書道家になることもできたし、アスリートになることもできたけども、就職で自分の道ってのが大分狭まるんすよ。
で、結婚も、それと似たような感じがあるのかなーって思ってて、いろんな選択肢がある中で一人の女性を見つけて、共に人生を歩んでいくと。でも、結婚はゴールじゃないじゃないですか、結婚してから、また家庭を持って、とか、その先があるわけで、その結婚生活ってのは、多様性がある。
それと同じで、就職もイベントですけれども、社会人としての生活は多様性がある。ま、だから、自分の人生は狭まるけれども、その生き方は、自由なんですよ。だから、就活中も、自分こういう人間ですけどどうですか?っていろんな人に言って、企業側も、欲しいです、と。それも、婚活と似てるかなって思いますよ。自分こういう人間ですけど、結婚して下さい、みたいな。
ま、終身雇用ってのは崩れて来てますけど、でもやっぱり一回就職しちゃったら、全く別の業界に転職ってのはなかなかきついじゃないですか。だから、そういう面で、自分は結婚かなって思いますね。

じゃぁ、狭めるけど、自由になるっていう、まぁちょっと2つの矛盾したものを含んでるような、イベントなのかね?

そうですね。出来ることは限られるけど、どうやるかってのは自由なんですよ。

あ、なるほど、なるほどね。

だからその道でプロ目指してもいいし、自分でできるんだったら起業してもいいし、その限られたカテゴリーの中で、自分がどう社会にこう…貢献していくか?だと思うんですよね。どうですかね?ポエムってみたんですけど(笑)
あとがき
如何でしたでしょうか?
ご自身の就活から電縁の選考を受けた感想まで、幅広く、熱く語ってくれました!
辞退者の皆さん、ご協力頂き有難う御座いました。
入社する会社で頑張ってください!!
